例年の、この頃であると圧雪で道が真っ白な札幌ですが
アスファルトが所々見えている状態で暖冬みたい。
天気予報では、寒さが厳しいっていうけれど。
しかし歩道はつるっつるの氷道です。
郵便局へ振込みに行く途中、信号を渡ると
少しその道は阪になっていて本当に危ない。
寒冷地仕様の靴でも滑りやすい。
お店の前の道が特につるつる・・。
あぶなっかしい足取りで、斜めになっている道を過ぎると
少しアスファルトが見えているところに至ります。
無事に危険な場所を通り過ぎてやれやれと
胸を撫で下ろしていると、こちら側から向こうの
危険ゾーンへ歩いて行かれようとする白髪の
ご婦人が居られた。
しかも重い荷物を持って居られる。
てらてらと光る歩道を見ると足を止めてどの端から
歩いて行けば転ばないで行けるかをずっと見ています。
思わず、向こうの氷の無い所まで、お荷物をお持ちしましょうか
と声をかけてしまいました。
すると、優しい笑顔を私に向けながらも、身体はよじって
荷物を取られまいとする様子。
大丈夫です、ありがとうございます。という丁寧なお言葉を
頂きました。
あー、このご時世、人の親切も警戒の対象なんですね。
オレオレ詐欺等、本当に嫌な世の中ですもんね。
少し淋しいような、賢明な姿に頼もしくもあり
複雑な気持ちです。